理想のアンダーウェアを生み出すための研究室。数あるメンズインナーの中から個人的に気になる製品をリサーチしていきます。第9回はスイスのブランド『HANRO(ハンロ)』です。
出展:www.yelp.com
Zimmerliと同じく、スイスのブランド。130年以上に渡り、アンダーウェアを作り続けており、シンプルなデザインと上質な素材が特徴です。日本ではワコールが展開している模様。日本のHPを見てみると女性向けの商品のほうが圧倒的に多いです。ちなみに、マリリンモンローのスカートがブワーっと風で舞い上がるシーンが有名ですが、そのとき着ていたパンツはHANROです。これ豆です。
価格:¥6,000+tax
生地:(本体)綿93 ポリウレタン7
原産国:ポルトガル(ブルガリア製もあるようです)
今回は、SUPERIOR COTTON-BLEND BOXER BRIEFSというモデルをチョイスしました。ECで買ったのですが、買う前からどうしてもZimmerliと似た印象。ハイクオリティな生地を、超がつくほどのオーソドックスなデザインで丁寧に仕上げている感じ。ただ、実物をみてみると、HANROの方がちょっと雑さが気になりました。
基本的には綿100のボクサーパンツ以外、穿きたくないのですが、このモデルは評判が良さそうだったので、ポリウレタンが7%入っていることに目をつぶって買ってみました。触り心地は非常に良いです。柔らかいしスッベスベで、ポリも入っているので伸縮性も高いです。
ウエストは、日本サイズよりもワンサイズ大きめです。股下が短いタイトなボクサーパンツ。マッチョメンに似合う感じです。実物は、下の画像よりもちょっと薄いネイビーです。
ウエストは、ゴムの内側にロゴが入っており、外側は本体生地と一緒の作りです。ロゴを主張しないことに好感は持てますが、肌に当たる部分にゴムがくるのは個人的にちょっと微妙です。しかも縫製がちょっと粗いのか、グチャッとなってる部分が。
ポリウレタンの弱点として経時劣化があげられます。着なくても空気中の成分に反応して時間とともに劣化してしまうんですね。製造から3年で劣化してしまうと言われていますが、ただ、わずか7%ですし、下着なんで3年も着ないと思うので大丈夫なんじゃないでしょうか・・・と思いつつクローゼットをみると3年以上着ているパンツが。。。
スイスの名門HANROですが、個人的には残念ながらあまり気に入りませんでした。ブランドイメージとしても、アダルトなオジサマ向けに感じましたし、股下が短いので、ちょっと恥ずかしい、というのもあるかな。毛が、、、ね?
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