そのパンツにプリンシプルはあるか-Tommy John編-
理想のアンダーウェアを生み出すための研究室。数あるメンズインナーの中から個人的に気になるプロダクトをリサーチしていきます。 第6回はアメリカのアンダーウェアブランド『 Tommy John (トミー・ジョン)』です。
出展:www.tommyjohn.com
Tommy John(トミー・ジョン) ボクサーパンツ
ニューヨークのメンズ下着ブランド。まだモダンなイメージです。ちょっとファニーなCMも話題になりました。
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「No Adjustment Needed」をコピーとし、お尻に食い込まないことを押し出しています。すぐに乾く、蒸れない、臭いを抑える、といった機能性をうたっています。
価格:¥3,800 +tax
生地:マイクロモダール90、スパンデックス10
原産国:エジプト
ぼくは基本的には肌着は綿100じゃないと買いません。合成繊維は合わないんですよね。綿に比べてストレスが多く肌にも負担がかかってしまいます。ただ、あんなCM見せられたらTommy Johnを試さずにはいられないと思いまして即購入しました。
Tommy John(トミー・ジョン) ボクサーパンツの生地感
出展: www.tommyjohn.com
セカンドスキンといってるだけあって、薄くてピタピタな着用感。つるつるで伸縮性があって柔らかいマイクロモダールですね。これは好みの問題ですが、やっぱり綿100がいいと思ってしまいます。着心地はいいですよ。
Tommy John(トミー・ジョン) ボクサーパンツのシルエット・サイズ感
出展: www.tommyjohn.com
ピッタリフィットで、股下長めタイプ。ただ、この太もも部分が結構ずり上がってきます。ぼくにとってはNo Adjustmentではありませんでした。
Tommy John(トミー・ジョン) ボクサーパンツのウエスト
ウエストは少し太めですね。日本のブランドはだいたい30~35mmなのですが、トミー・ジョンに関しては45mmもあります。アウトゴムタイプで、しかも人の名前っぽいブランド名入りなのは、自分的にあまり好みじゃありません。トミー・ジョン手術と同じ名前なのも不運。
トミー・ジョン手術は、肘の靱帯断裂に対する手術術式。 1974年にフランク・ジョーブによって考案され、初めてこの手術を受けた投手トミー・ジョンにちなんでこう呼ばれている。投球の際にひじの側副靭帯に大きな負担がかかる野球の投手が受けることの多い手術である。 ウィキペディア
Tommy John(トミー・ジョン) ボクサーパンツの耐久性
洗濯していくと結構毛羽立ちや毛玉が目立ちます。毛羽はまだしもピリング(毛玉)は避けたいところ。傷みが目立たない濃色カラーをおすすめします。
Tommy Johnのボクサーパンツおすすめまとめ
No Adjustment Neededのお手並み拝見、ということで購入しましたが、自分の期待値よりだいぶ下でした。アメリカのアンダーウェアD2CブランドであるMeUndiesよりも大人っぽく、MackWeldonよりモダンなイメージなので、お手頃なボクサーパンツとしてはいいんじゃないでしょうか。トミー・ジョン手術を受けた人には必須アイテムです。
あなたのパンツにプリンシプルはあるか?
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